
「スウェーデンは政策として社会福祉・環境保護に力を入れているし、通信・デザイン関連の企業も日本よりずっと先を行っています。そういうスウェーデンの良い面を日本と比較しながら、何か日本にフィードバックできればいいですね」
代表の碇祐輔さん(経2)が語るように、MOS(モス)の活動はスウェーデンの企業・学生とビジネスを通した異文化交流を行うこと。年度末にはスウェーデンの学生との交換ホームステイ、ほかに両国に関連した各種プロジェクトやスウェーデン大使館のイベント手伝いも行う。
「ビジネスと英語を同時に学ぶために」MOSに入ったという碇も、スウェーデンのビジネスを勉強したり、スウェーデンの学生と連絡を取り合うことで外国から日本を見る視点が養えたという。
「日本にいてもビジネスは限られたものしか見えてきません。海外の企業や学生との交流を体験したり、そういういろんな知識に触れていると、外国のビジネスを学ぶのは『MUST』なんだと感じてきますね」と碇は言う。
「今までも日本の学生に対してスウェーデン企業の認知度調査なんかをやったことがあったり、MOSはビジネスの側面が強いサークルなんです。今年1年生が入ってきたら、全学年のメンバーを使ってもっとビジネスに向けた活動がしたいですね」。碇の展望は明るい。
そもそもは、4年前に国際交流団体GETのスウェーデン部門から独立した新しいサークル。ホームステイの人数制限から毎年1、2年生計11人しか参加できないなど、サークルとして一風変わった部分も多い。
組織形態もその1つ。MOS自体が1年完結型のプロジェクトであるため、毎年選ばれた代表が組織形態を1から決定していくのだという。「今年は、メンバー1人ひとりと面接して本人の希望と適性をみながら役割分担を決めました」と碇は言う。最初の段階でメンバー全員の役割分担を決めることで、もし誰かがミーティングに出られなくてもそれぞれの仕事はちゃんとこなせるように工夫した。
また、他の学生団体と精力的に交流しているのも特徴の1つ。
「やはり新しいサークルなので、交流会に行って認知度を上げるのは大切です。それに、そういうところにいる学生に刺激される部分も多いですね。モティベーションが高くて、1人ひとり目標を持って行動している。そういう人たちと接して、自分たちも目標を持って行動しようと意識するようになりました」
ホームステイにイベント、スウェーデンのパートナーとの連携から広報・渉外活動まで……。MOSは数々の側面を持つ。それらの活動を通しての魅力を聞いた。
「やはり英語のコミュニケーション能力が身に付くことが大きいですね。英語圏の友達もできますし。2点目は、ビジネスの体験できること。企業との渉外活動で交渉力を身につけることができます。3点目は、やはり達成感という部分です」
「達成感とは?」―少しつっこんで聞いてみた。
「1つのプロジェクトでは各国で数百人規模の人を動かすことになります。それだけ多くの人たちに自分たちのメッセージを伝えられたら達成感は大きいですね。参加者のニーズとか、メッセージの伝え方だとか、プロジェクトのプロセス1つひとつを真剣に考える。その過程があるからこそ達成感を味わうことができるし、その達成感があるから活動を続けられます」
学生時代、英語・ビジネスについて”知識を得る”機会はあっても、その知識を社会で通用するか”確かめる”機会はほとんどない。
MOSは、そんな現況を憂う学生に向いている。
| 名前 | MOS |
|---|---|
| 活動日 | 不定(週2回程度/2時間) |
| 活動場所 | 不定(一橋大学内・ファミレス) |
| メンバー数 | 11人 |
| 他大学との関係 | ストックホルム商科大学(ホームステイ先) |
| 学生以外との関係 | スウェーデン大使館・スウェーデン企業 |
| 代表者連絡先 | 碇祐輔(mos2005jp@yahoo.co.jp) |
【新歓情報】
サークル紹介参加。
新歓イベントは未定。
(メンバー募集は6~7月)。